プエラリアの歴史を紐解く

プエラリアはバストアップ・美肌・更年期障害の改善等、女性にとって嬉しい効果・効能をもたらしてくれます。
日本に初めて輸入されたのは１９６０年代ですが、プエラリアそのものは非常に長い歴史を持っているのです。
プエラリアの歴史を詳しく紐解きます。

プエラリアはタイやミャンマー等の限られた地域にのみ自生する植物です。
注目されるようになった最初のきっかけは、１９３０年代にミャンマーの仏塔の下から古文書が見つかった事でした。
古文書には、プエラリアを食べていた高齢の女性がいつまでも若く健康で美しかったという記述が残されていたのです。
同時に、プエラリアの自生地域の近くに住むタイのモン族の女性たちが皆白い肌と美しいプロポーションをしている事も注目され、本格的に研究が始まります。
女性ホルモンに似た働きをする植物エストロゲンが含まれていると証明されたのは１９３９年でした。

１９６０年にイギリスの研究チームが科学雑誌「ネイチャー」に研究結果を掲載した事で、プエラリアの知名度は世界的に広まります。
この時はバストアップに有効な成分としてプエラリン、その後は日本の研究チームによってプエラリア特有の植物エストロゲンであるミロエステロールの存在が証明されました。
そして、１９９０年代に臨床試験の効果が発表され再び注目を浴びます。
それからサプリメントやドリンクとして使われるようになり、現在に至るのです。